素人でも楽しめるDIYスペース「TechShop」が予想以上にスゴかった

ハード

ペパボにもハードの波がやってきた

弊社(GMOペパボ、以下ペパボ)には、有志のメンバーで活動する“部活”がいくつかあるのですが、最近新しく「make部」という部ができました。

ペパボエンジニアのいっちーさん(@tichise) さんが、グローバルなものづくりを知るためのツアー「ニコ技深圳(シンセン)観察会(※)」に参加し、make熱が最高潮になってつくった部です。

僕はエンジニアではないし(普段はディレクターをしています)、特にものづくりをしたことがあるわけでもないのですが、いっちーさんの話を聞いているうちに「僕もものづくりをしたい!」と思ったので、make部の活動に参加させてもらうことにしました。

現状の活動内容としては、普段は定時が過ぎたあとに集まってmake関連の話をしたり、 「何から始めればいいか」をいっちーさんから教わったりしています。きっと「make部とはなんなのか」という説明はそのうちいっちーさんが書いてくださると思うので、そちらをお待ちください。

※いっちーさんのニコ技深圳観察会のレポートがめちゃくちゃ濃いのでぜひ読んでみてください。

今回はそんなペパボmake部がDIYスペースの「TechShop(テックショップ)」へ行ってきたレポートをお届けします!

そんなことも出来ちゃうの!? 思った以上にスゴかった“DIYスペースでできること”

TechShop
ペパボmake部のみんなと「TechShop」というDIYスペースの見学に行ってきました。場所は、六本木のアーク森ビルの3階です。

2006年にアメリカで始まったスペースなのですが、この「TechShop Tokyo」はアジア1号店としてできたスペースです。ちなみに、スマホでクレカ決済できるようにするサービス「Square」は、アメリカの「TechShop」で生まれたんです。スゴい。

「TechShop」の会員になると、個人では買えないような高価で大きい工作機械を中心に、さまざまな道具を共同のスペースで使うことができるようになります。

いろんなものをつくるための機械がたくさんあったのですが、個人的に「そんなことまでできるんか!」というものがあったので、一部ご紹介します。

めっちゃぐにゃぐにゃ!こんなに複雑な形も全自動で切り出せる


木材を加工する機械はたくさんあったのですが、僕はこれがいちばん驚きました。大きな木材をざっくり直線で自動で切り出すという機械はあるんだろうと思っていたのですが、全然そんなレベルじゃなかったです。

この写真の下のグラスみたいなやつと、きのこみたいなやつ、完全に全自動で削りだされたものなんです。こんなになめらかな曲線で、ぐにゃぐにゃしているのに、手で一切削ったりしてないんです。やばないですか? グラスみたいなほうは、外側も内側の空洞もいっぺんに切り出してますからね。

機械の仕組みとしては、3DのデータをPCから入力して、その形どおりに1つの木材から切り出すんですって。表面はさすがにザラザラなのかなと思ったんですが、軽くやすりをかけたみたいな触り心地でした。

プラスチックを押し付けて型をとる……ってどういうこと?

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これに関してはこの世にこんな機械があるだなんでさっぱり知りませんでした。

プラスチックの板をアツアツに熱してやわらかくし、型を取りたいもの(あらかじめ機械に入れておく)に貼り付けてきゅーっと真空状態にすることで、そのものの形にぴったりと合ったプラスチック型をつくることができるのです。きゅーっと真空状態にするのも、もちろん機械が自動でやってくれます。

この画像のプラスチックケースもきゅーっとやったらしい。これだけだとわかりづらいですね……。

僕は、とりあえずLEDチカチカさせるところからはじめます

今回いろいろなすっごい機械を見たのですが、自分はとりあえずArduinoというマイコンを使ってLEDを光らせることからはじめます。いつかは「TechShopでプロトタイプつくろう!」ってなるとこまでいきたいなあ。

あ、今日のメンバーで集合写真撮ればよかった。では、次回もお楽しみに。

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